先日通勤中にジェフベックの訃報を見つけて、電車内で「え?」と思わず声を出してしまいました。
彼がどれだけ偉大なのか僕が説明せずとも知られているので、ここで書く必要は無いと思います。
僕にとってジェフベックはいつも手の届かないところにいて、インスパイアされても真似なんかするのはおこがましい存在でした。
これまで聴いてきたギタリストの音やテクニック、フレーズを少しずつコピーして取り入れてきましたが、ジェフベックだけはやろうと思って聴いているうちにギターを置いてしまう感じでした。
頭の中で『ああ、こういう風に弾いてるんだろうな」と想像はできても1音すら同じように鳴らない。同じように指でピッキングしようが、あの独特な弦を掴むような、それでいて正確で、
左右の手のバランスなのか、
そしてあのスライドギターっぽく、ハーモニカっぽいトーン。ストラトでボリュームを絞ったファズなのか、よくわからない事が沢山。
おそらくこれからもギターで行き詰まったら、たまに引っ張り出して、その不思議な箱を開けてギターの奥深さを教えてくれる存在であり続けてくれるでしょう。
ありがとう!
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